このブログを立ち上げた時に、バーニーズマウンテンドッグと言う大型犬が家にいました。
が、そこから3ヶ月、6月初旬に悪性リンパ腫と言う病気で、10歳2ヶ月でこの世を去りました。
病気が分かってから2ヶ月と言う速さで・・・
動物の病気の進行は早いです。
いつも食欲旺盛な子が、朝ご飯を食べなかった。その日は丁度病院に行く日だったので、
散歩がてらいつもの如く歩いて行くと、途中で、歩けなくなる。
息が荒くなる・・・
『いよいよ来たなあ』とは思ったし、短命な犬種なので、ある程度の覚悟はしていた。
結果、悪性リンパ腫。余命は2〜3週間との事。
抗癌剤は使わずになるべく苦しまない様にだけ医師に頼んだ。
悪性リンパ腫は抗癌剤がよく効くらしい。
が、必ず再熱する。抗癌剤も副作用が無いわけではないし、再熱までの期間も
1年かもしれないし、1ヶ月かもしれない。
苦しませたく無いので、なるべく自然に任せたいと思った。
結果、最後まで笑顔でいてくれた。
食欲は、最初の1度きり食べなかっただけで、その日の夜からはいつも通りに食べてくれた。
ただ、緩和の為のステロイドが恐ろしく合わなくて、息がハンパじゃなく荒く、
足も立たず。眼球や手足、全身に浮腫が出た。
当然お散歩にも行ける状態では無かった。
がトイレは自力で頑張ってた。でも立てなくなってしまうので、介助した。
ステロイドは早々にやめて、ビタミンAに切り替えた。
ステロイドが切れてからは、いつもの穏やかな日が帰って来た。
ゆっくりではあるが自力でお散歩が出来るようになった。
食欲も元気もある。通常に戻ったような錯覚を起こす・・・
でも、稀に見る皮膚に出るタイプの腫瘍で、全身に大小様々な腫瘍が出来た。
体も日に日に細くなって行った・・・。
特に痛がって鳴く事もなく、ただ痒みはあったかもしれないが・・・
いつもの笑顔でいてくれた。
最後は本当に自然に・・・。
これを書いていても泣けてくる程ですが、亡くなる時は、子供達と見送る事が出来て、
みんなで、泣いた。たくさん泣いた。泣いても泣いても涙は枯れない。
でも、『今までありがとう。お疲れ様。もう痛く無いね。』と
声をかけてあげる事が出来た。
彼女を亡って、あらためて、愛する事の素晴らしさ、今ここにいる事の素晴らしさに
気づく事が出来たと思う。
この気付きについては、またあらためて、記事にしたいと思います。
今日は泣けて来てしまってこれ以上書けませんので・・・
言葉を持たない動物たちは本当にピュアで、素晴らしい存在です!!
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