縫製工場の正規雇用までの3ヶ月間は、お給料も心許ないので、Wワークをしたいと思い
知人の紹介で、物流倉庫に行く事にしました。
毎日は厳しいと思い、週に3日働いていました。
物流倉庫 その1
物流倉庫は初めての経験です。
倉庫って何??ってところからのスタートです。
この倉庫は、某スーパーの商品全般を扱っている、冷蔵倉庫です。
季節は真夏。気持ち良かった。
商品のジャンルごとにコーナーが設けられており、
肉、米、洋日配、和日配、野菜、雑誌、etc・・・と
こなれた倉庫でした。
そこで私は、洋日配をやる事になりました。
入荷されて来た商品を、種まき型というのでしょうか、
それぞれの店舗のカートに配って行く形です。
知人に教わりながら進めていき、
簡単で、すぐに覚える事が出来ました。
ただ、簡単すぎて仕事としては、物足りなかったのですが、
日中も仕事をしているので、
考えずに出来る事がほど良かったです。
特に何事もなくタンタンと日々こなして行く感じでした。
だんだんと新入りさんも増えて来ていましたが、
ここの会社は社員は全く現場には来ない上、
新人さんに、ここお願いします。と案内だけして、仕事は誰も教えない。
周りのパートさん達も知らん顔。
私は気になって声をかける様になり、
わからない事があると私のところまで聞きに来る様になってました。
私も新入りなんですが・・・。
冷蔵庫って寒くないの?
大体5度〜8度ほどです。一年中同じ温度ですし、中では動くので、
程よい感じです。冷え性の方や寒がりな方には、かわいそうかもしれませんが・・・
私は快適でした。
防寒着は支給してくれますが、ほとんど着た事が無いぐらいでした。
就業時間と時給
就業時間は19時〜24時。時給は安かった。900円無かったです。
休憩は15分ほどあったと思います。
自宅から近い事や時間帯、知人と一緒に出勤出来るので、しばらく通ってましたね。
当時離婚をする時に、車を手放していたので、知人の車に載せて貰って、通っていました。
しばらくして、車を手に入れて、
縫製工場で、正規雇用になっても知人に頼らず、行ける様になり、
週2回ほど行っていたと記憶しています。
Wワークでしたが、キツイとはあまり感じませんでした。
どんな人が働いているの?
夜の勤務なので、Wワークの方が大半でした。
世間はこんなに厳しいのか・・と。
たくさんの方が、Wワークをしないと生活して行けない世の中なんだと・・・
家庭のある方が大半で、男性の本職は職人さんが多かったかな。
女性は、OL、日中との掛け持ちパート、子供を家族に任せて来る方等々。
この倉庫の方達は大人しいタイプが多かったですね。
夜勤から日勤へ
縫製工場を辞めたいと思い、職探しをしていましたがすぐには見つからないので、
とりあえずこの倉庫で、日勤に変更してもらい、専属で働く事にして、
縫製工場を辞める事が出来ました。
倉庫勤務も自分の性に合わないと思っていましたので、
接客業などで職探しをしていました。
出産するまで働いていた某カツラメーカに戻るのが良いかと、
面接をしてもらいましたが、雇ってくれませんでした。
昔と会社の体制が変わり、私が働いていたところが同じ会社内での吸収合併という形になり、
昔の人は毛嫌いされ、辞めさせられた人も多かった様で、当然の如く落とされました。
同じ頃に、昔の辞めた同僚が面接したらしいのですが、落とされた様です。
その人も、私もかなり売り上げには貢献していたんですがね・・・・
後日談として、最近その会社からオファーが来ました。
まだ働いている当時の同僚から私のことを聞き付けたらしいのです。
おかしな事に面接した人は必ずデータが残っているはずなのに、
無いと・・・
やはり、面接官の独断で、毛嫌いされ、キレイさっぱり消されたのですね・・・
面接の時も肝心な事は聞かれず、当時の上司のことや何かを根掘り葉掘り
聞かれました。嫌な会社になったな〜なんて思っていました。
初めから雇う気ないなら面接すんな!実技と面談で、2回も都内まで行ったんだぞ!!
希望の勤務地は違うのに。
まあそんなこともありながら職探しをしながら日勤で働いていました。
日勤の仕事
日勤は夜勤と違った雰囲気でした。
やる事は同じなんですが、扱うものが微妙に違っていたり、
夜勤と違い少しですが、活気があり、掃除や夕方のための準備などがありました。
お店に運ぶためのプラスチックケースがあるのですが、その洗浄作業などもあり、
その作業は朝から昼までありました。これが、洗浄とは名ばかりの、ケースのラベル剥がし。
退屈な作業。私には、仕事とは思えませんでした。
午後は仕分けの作業をして、終わると見慣れた夜勤の雰囲気になって来ます。
その時間になるとホッとした覚えがあります。
早く就職先を見つけたい!!
生活があるので正社員で働けるところを探していました。
年齢的になかなか見つからずこのままこの倉庫にいる事も想像できず、
なんと言ってもここにいてもなんのスキルも身につかないし・・・
そんな時、日勤でよく話す様になった同僚が、
もっと時給の良いところが大量募集していて、社員登用制度もあるから、
一緒に行ってみないか?と誘ってくれて、
倉庫と言う事で気乗りはしませんでしたが、何日か悩んで、
とりあえず動かないと始まらないと、
面接に行ってみようと思い準備を始めました。
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