離婚後の就職先 3

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お仕事ブログ

同僚に押され、生活のため面接を受ける事になりました。

なんせパートで時給が安く、生活に不安があるためなんとかしないといけない

と言う思いで気乗りは全くしませんでしたが、思い切って電話をかけました。

電話口の方はとても感じがよく、会社までの道順も丁寧に教えてくれました。

この感じなら面接も安心だな。と、好印象でした。

物流倉庫 2

この倉庫は大手ECサイトの倉庫で、下請けの会社が取り仕切る倉庫でした

が、システムなどはそのままですので、かなり勉強になりました。

とは言っても5ヶ月ほどしか働きませんでしたが・・・

倉庫によって受ける荷物の大きさや種類が決まっています。

自分の倉庫に合わない商品は返すことが出来ます。

スタッフへの決まりは、アクセサリー類は禁止。

携帯も禁止。カッターやペンなどの備品は貸し出し式。

個人のものは一切持ち込み禁止です。

借りる時、返した時にサインします。

今までこんな決まりの中で仕事をしたことがなかったので、

びっくりしましたし、ちょっと行き過ぎ、強制労働させられている気分でした。

携帯禁止なんて、子供の学校からの連絡は?と聞いたら会社に。との事で、

実際館内放送で呼び出されている人たちもいました。

が、他の倉庫のベテランスタッフは携帯持ち込んでました。

パソコン作業なので、自分の携帯があったほうが便利と言うこともあったりなかったり。

一番引いたのが朝礼でした・・・

かなり威圧的で、本当に強制労働者の気分を盛り上げてくれます。

5ヶ月働きましたが、入社1日で場違いなところに来てしまった。と、

辞める事を決めていましたね・・・

作業内容

新倉庫でしたので、中身は空っぽの状態から始まりました。

私は入荷担当になりました。

最初はポチポチと入荷のトラックが来ていて、マッタリとしていたのですが、

そのうちトラックの待ち時間が3時間4時間は当たり前の状態に。

かなり広い倉庫でしたが、みるみる荷物でパンパンになり、他にもスペースを借りてやり過ごしていました。

ここは入荷と出荷に担当が振り分けられます。

ほとんど人の移動は無く、同じメンバーで仕事が出来ます。

入荷は検品作業と、棚入れ作業があります。棚入れ作業は、棚が三段ほどありますので、

フォークリフトの人と、手元作業の人がいます。

これもほとんど変わりはなく、日々、同じ作業になります。

ここは全てパソコンを使った作業になります。

ピッキングや棚入れも手元のハンディーかパソコンで作業します。

ハンディーはスマートフォンのような感じでした。

入荷検品は、商品のジャンコード✖️個数 ではなく、

ジャンコード➕ナンバー(なんていうか忘れた)✖️個数になるので、

おんなじ商品でもナンバーが違うので、間違うと大変です。

入荷された商品はそのままサイトに表示されますので、

入荷したそばから出荷がかかることがあります、間違いは即座に対応しなければ

いけません。いちいちめんどくさい作業がついて回ってきます。

そんな検品作業なので、単純に時間がかかったり(新メンバーなので、慣れていないため)、

ナンバーがシステムに登録されていなかったりで、荷物は受けたが、

入荷処理されていないものがたちまちあふれて来ていました。

また入荷が止まる事は無く荷物は日々増えて、車路に置くようになり、それでも足りずに

他にスペースを借りていましたが、

倉庫の中は酷い状態でした。棚の中に入りきらず、押し込まれ、箱は無残な状態。

壊れた商品もザラにありました。

また、通路にはみ出でいるのが当たり前。

こんなとこから買いたくないと思いながら働いていました。

それでも棚に入れろと言われるので、スタッフは必死で作業していました。

かなりの手間です。こっちの棚からあっちの棚に移動して、これを入れて・・・

かなり大変な作業を強いられていましたね。

本社?のスタッフも応援に来ていましたが、(応援という名の監視)

倉庫の中を見て回るスタッフに、この状態を何とかしてくれとか、

入荷を少し止めてもらいたいとか、

あなた達はこの状態の棚に荷物を入れることが出来るのか?

とか散々言いました。

会社側も、もちろん交渉していたはずなので、パートの私がいう事ではないのはわかっていますが、

現場の作業員の悲鳴として言わせてもらってました!

当然ですが、私が辞めてからは徐々に落ち着いて来たみたいです。

出荷の方は、ピッキング、梱包、積み込みに分かれます。

ピッキングもフォークリフトと手元作業になります。

ピッキングに関してはリストにしたがって荷物を取りに行くだけですので

特別変わった事はありません。

梱包は、荷物の大きさに合った箱に入れるだけですので、

箱の種類や大きさを覚えてしまえば簡単です。

個人宅にお届けになりますので、余計な物が入らないよう気を付けるくらいです。

積み込みは、当時はヤマトが入っていましたので、ヤマトのかご車に行き先ごとに荷物を入れ、

トラックに積み込むと言う作業です。フォークリフトではなく手作業です。

出荷は時間との勝負ですので、かなりピリピリしていました・・・

働いている人達

派遣会社も入っていたりするので、比較的年齢層は広かったです。

パソコン作業が好きな人が多くいました。

なんせここは人の出入りが激しく、常に新人さんがいます。

最初に入った人達は200人ほどいましたが1ヶ月で半分ほど、3ヶ月でほぼ居なくなりました。

新たに入った100人も同じように居なくなり、私が辞める頃には元のメンバーは数えるほど

ほとんどが新人さんでした。

速い人は1日。そういえば私と一緒に入社した同僚も1日で辞めたって、入社してしばらくしてから

本人から聞きました。

人数が人数なので、最初の頃より人の色が変わり、

だんだんと色んな人が入ってくるようになり、なんだか怪しい人なんかも居ました。

人を選ばず入れてる感満載でした。

しかしここでは一人だけ友達ができました。

今でも付き合いはあります。

新倉庫での仕事始めの2日目か3日目ぐらいに何気なく話しかけた人で、

仕事も同じ入荷担当でしたが、ほとんど一緒に作業する事はありませんでした。

何回か一緒に作業をする事があり、一言で通じる感じが心地よかったのと、

人見知りの私が平気で話せて、前から知っている感じで話せた人です。

不思議とこの倉庫では話が通じる人が一人も居なかったので、その人はとても救いになりました。

仕事の話がとにかく合わないと言うかチグハグで、全く通じない。

でもこの人は本当に全て通じる。言いたいことも分かってくれるし

何年も前から知ってるみたいに錯覚するほど。

とは言っても辞めるまではそんなにたくさん話した記憶は無い。

今も不思議だが、すごく短い間だったけどなんでも知ってるような

感覚あったなあ。

この人とは次の職場も同じになるのですが・・・

とにかく人数が人数なので色んな人がいました。

フリーター、主婦、シングルマザー、東日本大震災で東北から来た人もいました。

男の人は社員登用制度があるからと入って来た人も多かったのでは無いでしょうか。

ただ、友達になったその人はみんなと色が違っていて、なんでこんなとこにいるのか

と思って話しかけたんですけどね。

働いてみて

私は、リーダー候補として入社しました。リーダー研修があるとの事で、

マネージメントも経験したかったし、キャリアアップにつながると思っていましたが、

研修とは名ばかりで、新メンバーが入ってくる前の、ひと足先の仕事ってだけでした。

リーダー候補と言うからには、適性ありか無しかの判断をされるのかと思いきや

それも無く・・・社員達のストレスのはけぐち。

ただひたすらパワハラに耐える日々・・・

パワハラはこの会社のデフォルトみたいです。

ここは大元が、外資系の会社なんですが、本国の倉庫はとても環境が悪くパワハラが過ぎると

評判らしいです。

生産性の悪い人は大きなモニターに1日中映し出されると聞きました。

日本支社も鬱で辞める人が多いと・・・

本社が仕切っている倉庫では、

ピッキングや、棚入れではハンディーに最短ルートと時間が表示され、

時間がかかるとチェックされ怒られると聞きました。

私がいた倉庫はそこまではなかったですが・・・

生産性はもちろん大事ですが、人はロボットではありませんからね。

パワハラって本当大袈裟では無いんです。無線を使ってのイジメ、仕事を与えないし、教えない。

怒鳴ることも当たり前。現場はすごくピリピリ。とにかく威圧的。

とても耐えられる代物ではありません。

私は、辞めたくて辞めたくて、求人を漁っていて何軒か電話したり

WEB応募したりしていました。

なんせ研修の時から面接に行ったりしていたぐらい。

相変わらず、物流以外で探していましたが、年齢的にも社員で使ってくれる所はなかったですね。

もう限界というところで、この会社に一緒に入り一足先に辞めていた同僚に電話をしたところ、

同僚は新しい仕事を見つけて働いているとの事。

ちょうど誰かいないか?と聞かれたばっかりで、一緒に働かないか?と。

これまた物流で気乗りしませんでしたが、背に腹は変えられない!と

面接まで話をつけてくれたので、ここから抜け出せる希望を胸に、

行ってみることにしました。

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