離婚後の就職先 4

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お仕事ブログ

同僚に紹介されて、また物流倉庫へ。

物流は気が進まないが、生活があるのでそうも言ってはいられない。

いいかげん長く働ける会社を見つけたい。

ここがそうなると良いな。と期待半分不安半分面接に。

物流倉庫 3

ここはとても小さな会社でした。

今までが大きい会社の大きい倉庫でしたので、

面接の時はタイムスリップしたような、スローライフな感じな昭和な感じな

とにかくエモい?!って感じでした。

扱っているものは、食品で、もちろん冷蔵冷凍庫。

冷蔵庫は経験がありますし、冷蔵担当との事でしたので何にも心配はしていませんでした。

運送会社の自社倉庫で某牛丼チェーン店、紙パックのコンビニ用ジュース、

某スーパーの商品、ジュースの原料少し、某うどんチェーン店等など・・・何点か細かい仕事を受けていました。

それと要の大手食品配送会社への倉庫貸。それに伴う倉庫作業、配送の一部です。

この仕事がなければこの会社は成り立ちません、大事なお客様です。

ここは24時間365日稼働しています。

システムは以前のところとは比べ物にならないくらいな代物です。

大手食品配送会社の方のシステムはそれなり。一般的なシステムで、ハンディーを使って

管理しています。

その他の請け負っている仕事のシステムは、FAXです・・・

紙の入庫表、紙の出庫指示書・・・びっくりしましたね。

今どきこんなことあるのか・・・と。

間違えは頻繁でした。その度誰かが運ぶ・・・

そんな倉庫のFAXシステムのチルド担当になりました。

時間は11時から20時 試用期間3ヶ月その間は時給1000円でした。

前の倉庫より安いが、その後は社員で使ってくれるとの事で、

安定が手に入りました。

作業の内容は、ジュースと牛丼です。

ジュースは在庫を持っていました。

牛丼は当日出荷です。

ジュースはケースで出荷ですが、手作業です。これが女の私には衝撃でした。

コツを掴めばできるのですが、やはり男の人と同じ様には出来ません。

パレットにジュースのケースを積んで、約700キロもある荷物をハンドリフトで運ぶのです。

これを何パレあったか?8パレあったかな?疲れるの一言。

運ぶ距離はさほど無いのですがなんせ700キロ・・・おかげでアキレス腱の上の付いてはいけない

ところへ筋肉がついてしまい足くびが、逞しくなってしまいました。

それぞれのコンビニごとに紙の指示書を見ながら仕分けします。

午前中はジュース。午後は牛丼チェーンでした。

午後は重いものはなかったのですが、細かな仕分け作業は私にはとても向かなく、

ここでの作業はとても楽しいと感じるものではありませんでした。

入荷された荷物をそれぞれ店舗ごとに仕分けしていきます。

これが全ての商品、備品などかなりアイテム数が多く大変でした。

狭い倉庫に細かく請け負っている仕事の荷物があるため、牛丼専用に使える場所がなく、

作業を始める前に準備しなければならず、かなり効率は悪かったです。

狭いため各店舗ごとにケースなどを並べることが出来ず、何度かに分けて、準備し、仕分ける

感じで、種まき式なんですが、なかなか効率が悪かったです。

手間と時間がかかっていて、キャンペーンなんかがあると本当にごった返してました。

入社してすぐ疑問に思い、作業効率改善の提案をし、実践して見たところ、

かなりの時間短縮になりそのまま採用になったりしたのですが、

これがのちにある人の嫉妬の対象となったようなのです・・・

この話はまた別の機会に。

そこから何ヶ月かなあ、半年無かったかな、同じ敷地内に新倉庫ができて、

FAXシステム部門は新倉庫に異動になり、旧倉庫は大手食品配送会社専門に。

移動したことで、少し広く使えるようになり、また新たに作業のやり方を考えたりしましたが、

相変わらず効率が悪かったです。

これを改善するためには出荷形態を変えなければならず、

そこまでする力は色んな意味でこの会社には無いようでした。

入社してすぐ、フォークリフトに乗って欲しいと言われ、資格を取らせてくれました。

ジュースの仕分け作業でも使えるようになり、

作業がかなり楽になりました。

フォークリフトになった事で、入出荷の積み込み下ろし、搬送、格納と、

この部門はフォークリフトが1台しか無かったため全て私の担当になり、

仕事は格段に増えていきました。

フォークリフトに乗るようになって、作業が楽しくなり、

自分に向いていると思えて、物流で初めて楽しさを覚えました。

それを見越して会社が早々に資格を取らせてくれたようです。

そんな中、以前の倉庫で仲良くなった人がそこを辞めることになり、

早速この会社に誘って、一緒に働くことになりました。

ただ、部門が違うので、顔を合わせる日すらなかなか無く、

4ヶ月ほど過ぎたのち、私の移動が決まり晴れて同じ部門で働くことに

なったのです。

今度は大手食品配送会社の仕事です。私の勤務時間は13時から終わる迄。

通常時はだいたい21時から22時には終わっていたと思います。

ここは夜勤帯もあります。夜勤は幹線業務と、某うどんチェーン店です。

ここは幹線業務と言って全国に配送するため中継地点に運ぶ荷物の入荷倉庫になります。

大変なのは、当日出荷という事。

これは牛丼も同じ当日出荷でしたが、規模が違うので大変です。

バースは13。ここに10トン大型トラックが10台ほど、4トンに関しては数えれないほど

出入りします。

大型はフォークリフトで下ろし搬送。4トンはドライバーが降ろし、搬送をします。

検品荷造り、出荷。北海道から沖縄までそれぞれの支店まで大型トラックが配送します。

配送のトラックは通常時は10台ほど。

繁忙期になると入荷出荷とも5台以上増えたと記憶しています。

入荷に関しては夜勤の荷物まであったのでエグかったです。

幹線業務は夕方スタートですので、それまでは冷凍庫に抱えている在庫の出荷準備です。

幹線業務の在庫出しと、某回転寿司のアイスの在庫出しがありました。

ここの倉庫は在庫に関してもなんのシステムも無く、どこに何があるのか分からず、

慣れるまでは本当に地獄でした。

冷凍庫なので、慣れてきても地獄には変わりありませんが・・・

狭い冷凍庫に夜勤の荷物が詰め込まれており、在庫を出すのには、

その荷物を引っ張り出してからになります。

しかもどこに何があるのかは、常に出し入れしている人の頭の中。

効率が悪いなんてもんじゃない。冷凍庫の中なのですから・・・

死んでしまいます。

常に在庫を出し入れしていて、次の日に出し易いようにしていても、

夜勤が移動してしまうため、奥底に詰め込まれてしまっていて、

結局探す羽目に・・・会社に改善を求めていましたが、どうにもなりませんでした。

そんな辛い在庫出しは2時間ほど。繁忙期には3時間以上かかりました。

冷凍庫に入りっぱなしでは無く、出たり入ったりですが、かなり辛く、

真夏でも外に飛び出しブルブル震えていたものです。

冬場となれば最悪で、外も寒いし、逃げ場が奪われます・・・

そんな辛い在庫出しを終えて、休憩したら、幹線業務開始です。

私は荷物の積み下ろし担当で、この幹線業務の司令塔です。

入荷された荷物を降ろし、それぞれの場所へ搬送します。

通常大型倉庫などは決まったバースに決まった車が決まった時間に来ていて、

積み下ろし担当はただそれだけやるのでしょうが、ここはチョット特殊でした。

積み下ろしの私が司令塔になるのですから。

ここは入荷と出荷が同時進行で進んでいきますが、入荷の車を出荷に使うので、

その日によって、車の帰りが違い、場所ごとの荷物の量も違う、

出荷したくても車が無い。車はあるが出荷できない。なんてことがおきます。

バースには常に入荷の車が来ますので、空いている車があってもバースに着けっぱなしが出来ない

ため時間を見計らって着ける必要があります。

それにはどこの荷物がどのくらい出来でいるのか把握していることが大事になります。

また、どの車が帰ってきていて、入庫の車はあとどのくらい残っているのかと、

全て把握してい無いと仕事になりません。

これが出来ないと倉庫の中は荷物が入り切らなくなってしまいます。

こんなことは。ここならではだとは思いますが、これが私が担当していた仕事です。

入荷された荷物を検品し、トラックに込み出来る様荷造りする人は他に何名かいましたが、

人がいないときはこれもやりながらでした。

どのバースにどの車を着けるか、どこの荷物がどのくらい出来上がっているのか、

誰がどこで何をしているのか、頭は常にフル回転でした。

繁忙期はかなりエグく、荷物はパンク状態でした。

この時こそ司令塔の腕が試されるわけです。

毎日状況は違うためルーティン作業が苦手な私には

この幹線業務の司令塔は適役でした。自分の機転で仕事の運びが変わる。

業務自体はとても楽しかったです。

ただ、在庫出しの冷凍庫作業がかなり体に負担がかかっていた様です。

幹線業務も、冷凍庫が常に空いている様な状況で、気温はマイナス2度〜3度になっていました。

通常は5度〜8度なのに・・・フォークリフトに乗っていますから、体感はマイナス10度?

毎日寒く、家に帰っても指先は見た事ないくらい真っ白になっていました。

死人の色です。

どんな人が働いているのか?

ここは全て社員でしたので、家庭を持った人がほとんどでした。

庫内作業員は女性は私一人。20代〜60代まで幅は広かったです。

人数は多くはありませんでした。

物流以外からの転職者も多かったと記憶しています。

ただ、人の出入りは多かった様です。

私が居たのは3年間でしたが、その間はさほど人は変わらずでしたが、

10年以上永く働いていたのに体を壊し辞めた方もいました。

私が辞めてからはかなり入れ替わっているみたいです。

やはりキツイのでしょうね。

ドライバーの方も出入りが激しいですが、

永く働いている人もかなり多くいます。女性は一人いました。

働いてみて

この会社では3年ほど働きました。

離婚してからは最長記録。本当にガムシャラに頑張りました。

ここは冷凍冷蔵庫ですので、装備はかなり重要になります。

手元作業をする分にはそうでも無いのですが、私はフォークリフト乗りっぱなし

でしたのでかなり寒かったです。

あったかグッズを真夏でも、求めていました。

女性は絶対やめた方が良いです。

常に倦怠感があり、朝はとにかくダルく、背中が痛い。

だんだんと日を追うごとに体が言うことを聞かなくなって来ます。

階段すら手すりに寄り掛からないと辛いほど。

最終的には、フォークリフトに乗っているから動けている様なもんでした。

頭の回転も鈍くなり、在庫出しが出来なかったです。

いくら探しても見つけることが出来なくなっていて、他の人に代わってもらって

しのいだ事もありました。

このままでは死んでしまうと思い辞めることにしました。

1年ほど冷凍業務をやりましたが、それが体の限界でした。

男性で、恰幅の良い方は比較的大丈夫な様です。

痩せ形は厳しいかなあ・・・。

とにかく体が資本です。

会社は責任とってくれませんので、自分のことは自分で守ろうと

辞めることにしたのです。

他にも辞める原因はありますが、それもまた別の機会にしましょう。

商品管理システムが無いのも致命的。

こんな管理方法は2度としたくありません。

どうしようかいろいろ考えて、

フォークリフトには乗りたいので、

物流倉庫に面接に行ったりしましたが、最終的には、昔取った杵柄、美容に

戻ってみることにしたのです。

ここで、離婚してから、初めて自分で仕事探しが成功するのです。

今までは紹介で入社したことしか無かったので。

次は美容の世界です。

初めての有給消化。20日程ゆっくり出来ます。

疲れた体を休めることに専念します。

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